伊勢崎市は新年度の補正予算事業として、新型コロナ対策認定店を支援する事業を発表しました。

■ストップコロナ!対策認定店への応援金

 群馬県「ストップコロナ!対策認定制度」の認定を取得した店舗の応援金を交付する事業。

予算額 5000万円

助成額 5万円一店舗につき1回のみ

対象店舗 第5次受付(8月5日~19日)審査による認定店舗まで

実施時期 すでに認定を取得した店舗に対しては申請書を一式郵送 

■使って応援「コロナ対応認定店支援チケット」

 コロナ対策認定店で使用できるプレミアム付き支援チケットを発行。

販売総額 10億円(10万冊) プレミアム率 30%のプレミアム

発行総額 13億円

券種 一冊13000円分(1000円券×13枚つづり)

・飲食店専用 5枚 飲食店でのみ使用可

・併用券  8枚すべての登録店で使用可

実施時期 

・6月中旬から7月中旬チケット購入ハガキ受付 

・7月下旬抽選結果発表 

・8月上旬チケット販売開始販売日~1月末まで利用可能
財源はほぼ国の臨時交付金

国が昨年度の第3次補正で、コロナ対応臨時交付金を地方自治体に配分、伊勢崎市には6億1722万円が配分されます。これをコロナ患者に対応した市民病院看護師10万円、医師5万円、コメディカル5万円の慰労金、2400万円を支出しました。さらに12月議会ですでに決定していたギガスクール構想機器整備(小中生一人1台パソコンタブレット配備)事業等の財源の穴埋めに、2億5584万円を回してしまいました。

それでも3億3738万円残っており、共産党議員団は国から来るコロナ対応交付金は基金にため込まないで、今困っているコロナ対応に使うように求めてきました。今回の事業費は3億5千万円ですので、財源は国の交付金だのみと言えます。

自粛で経営が大変になっている飲食店を中心にした支援策ですが、感染がまた広がってきており8月まで、業者の体力が持たないという声も上がっています。