国の第3次補正予算により伊勢崎市に6億円のコロナ対応臨時交付金が交付されます。すでに第1次4億6千万円、第2次12億3千万円が交付され、市の貯金である財政調整基金を加え41のコロナ対応の事業か決まっています。

 第3次交付金6億円の使い道は2千4百万円をコロナ患者に対応した市民病院職員の慰労金に、2億5千5百万円を小・中生全員にパソコンタブレットを整備するギガスクール事業のシステムアップやネットワーク構築費用に、と2つの事業が追加されました。

ギガスクールの費用は12月議会で市の一般財源から出すことに決定していましたが、学校が休校になった場合リモート授業ができるという名目で、財源をコロナ対応交付金に振り替えたのですが実際は家庭に持ち帰る計画は考えていません。

 2事業合わせて合計2億7千9百万円です。交付金6億円差し引き3億2千万円ほど余ります。これは1次、2次の事業で市財政から持ち出した穴埋めに使うというのです。

 予算上は第3次の6億円は歳入に計上されてなく、交付されれば自由に使える財源になります。コロナ対応交付金はコロナで困っている人のために活用するよう引き続き求めていきます。