● 質問 

 症状のある人や濃厚接触者の検査だけでなく、感染が広がっている周辺の網羅的、面的検査を行い、無症状感染者を発見保護することが感染拡大を防ぐためには必要です。また感染が広がり重症化しやすい医療・介護施設において、定期的な検査を行う自治体が増えています。国・県に要望すると同時に、市としても実施すべきでは。

● 答弁 

 国は1121日の会議で施設等において陽性者が確認された場合、入居者や従事者全員の検査を国の費用で実施することを決定しました。本市においても高齢者施設に対する感染対策の強化、陽性者が多数発生している地域での感染対策の強化や相談を受けられる体制は重要であると認識しています。入居者などへの定期的検査は費用負担、検査実施体制に課題があり調査研究していきたい。

 

12月3日の質問後、12月に伊勢崎市内では福祉施設3カ所、病院1カ所でクラスターが発生し、合計で57名の感染者出ていると発表されています。1月8日になって市は高齢者施設400カ所に「高齢者施設用新型コロナウイルス感染症対策チェック表」を発し点検を要請しました。

世田谷区では高齢者施設の定期検査で無症状感染者を発見しています。定期検査の実施を市に引き続き求め行きます。