このほど議会運営委員会に、来年から3年間の介護保険料について市の検討案が出されました。今後3年間の介護保険の給付見込み額と、地域支援事業の見込み額の総計が支出になります。この内制度上65才以上の1号被保険者が負担する割合が23%ということになっています。
これまでにとりすぎて基金として16億円ため込んでいるので、そのうち7億5千万円を負担軽減として取り崩すという市の計画です。結果、保険料基準額が年額7万20000円と算定しています。これまでの7万2800円と比較すると800円の引き下げになるという提案です。
「必要以上の基金を保有することは、保険料の使途として適切ではありません。またできるだけ保険料負担を軽減することが求められています」と保健福祉計画の中で書きながら、8億5千万円も引き続き基金としてため込み、今年度も不足する話は出ていないので繰り越しが出ればさらに基金は増えます。いう事とやることが違ってはいないでしょうか。
基金を取り崩したらいくら下げられるのか、12月3日の一般質問で明らかにしたいと思います。
※介護保険基準額=本人が市民税非課税で世帯員に課税者がおり、本人合計所得金額と公的年金等の収入金額の合計が80万円以上の人
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