11月22日開かれた議会運営員会で、12月定例会に上程予定だった「赤堀老人いこいこいの家の廃止」を撤回し、継続運営することが報告されました。
 報告では「地元区長会及び利用者の皆様を対象にした説明会で存続を要望する意見が多数寄せられ、再度慎重に検討した結果、本年度での廃止は早急すぎるとの判断に至り、老人いこいの家については来年度以後も継続していくこととしました」とのべ、今後施設の在り方について「耐震診断等の結果を考慮し、地元区長会等と十分協議を行い検討してまいります」としています。
 この間共産党市議団は、文教福祉委員会で北島議員が市の廃止ありきの姿勢を厳しく批判し、赤堀党支部と協力し、いこいの家の利用者をはじめ地域の皆さんにお知らせし、住民の声で廃止を撤回させましょうと呼びかけてきました。
 利用者説明会に大勢の方が集まり反対の声を市に伝え、区長会をはじめ各種団体の皆さんが反対を表明、市長にたくさんの署名が届けられました。
 議会での廃止反対の論戦と、住民の声の広がりが廃止計画を撤回させました。
 第三子出産祝い金廃止の撤回に続いて、住民の声が市政を動かし、福祉の住民サービス後退をやめさせました。

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