介護保険料は3年ごとに見直しをするため1年目は黒字に、2年目はトントンに、3年目は赤字で1年目の黒字で穴埋めをする仕組みになっています。

ところが伊勢崎市ではこの3年間上げすぎて黒字が続いています。

なのに今年度からの介護保険料の改定で、日本共産党議員団は基金を取り崩せば値上げなどせずに済むことを主張しましたが、2・7%の値上げを強行しました。

今度の議会で昨年度決算が出て、値上げしなくても十分やっていけたことがさらにはっきりしました。

現在介護保険の基金は7億7千7百万円あります。発表された決算では昨年の繰越金が5億9千1万円でています。

これから国・県・市の繰入金を差し引いた残り3億4千9百万円を新たに基金に積み増し、介護保険の準備基金は11億2千6百万円にもなります。

値上げしなくても3年後数億円の基金が残る計算です。

年金天引きで上げても簡単に収納できるからと、黒字なのに値上げされてはたまりません。