「亡くなった兄弟の甥が隣地に住んでいる理由で高齢者タクシー券の対象にならない。市は甥・姪にまで勤めを休んでもらい送り迎えを頼めというのか」という声が届いてい
ます。そこで伊勢崎市の高齢者タクシー券助成制度について、担当者から話を聞きました。
市のホームページを見るとタクシー券を交付する要件に「自動車を運転する親族が同一敷地内(隣接地を含む)にいない人」という条件を付けています。親族とはどこまで
をいうのか、同一敷地になぜ隣接地が含まれるのか示されていません。
実施要綱を頂きましたがここでも「同一敷地内に親族その他の者が居住していない」
としかありません。隣接地という言葉も、親族の範囲も示されていません。要綱にもないことを運用で決めるまさに裁量行政です。
説明では相続権者や扶養義務者が病院などの送り迎えをするのが当然で、そういう人のいない高齢者を支援する制度との話でした。親族とは三親等内の血族ということです
が、相続権も、扶養義務もない甥や姪にまで役目を求めているのは話のつじつまが合いません。
要綱にもない制限を加えてタクシー券の助成者を少しでも減らそうというのが市の考えと理解できます。
運転免許証の返納者は「コミュニティバスを走らせているのでそれを利用してもらいたい」とも言います。「高齢者に積極的に外出してもらい、元気に過ごしてもらいた
い」という前橋市などとは根本のところに大きな違いがあることがわかりました。
ます。そこで伊勢崎市の高齢者タクシー券助成制度について、担当者から話を聞きました。
市のホームページを見るとタクシー券を交付する要件に「自動車を運転する親族が同一敷地内(隣接地を含む)にいない人」という条件を付けています。親族とはどこまで
をいうのか、同一敷地になぜ隣接地が含まれるのか示されていません。
実施要綱を頂きましたがここでも「同一敷地内に親族その他の者が居住していない」
としかありません。隣接地という言葉も、親族の範囲も示されていません。要綱にもないことを運用で決めるまさに裁量行政です。
説明では相続権者や扶養義務者が病院などの送り迎えをするのが当然で、そういう人のいない高齢者を支援する制度との話でした。親族とは三親等内の血族ということです
が、相続権も、扶養義務もない甥や姪にまで役目を求めているのは話のつじつまが合いません。
要綱にもない制限を加えてタクシー券の助成者を少しでも減らそうというのが市の考えと理解できます。
運転免許証の返納者は「コミュニティバスを走らせているのでそれを利用してもらいたい」とも言います。「高齢者に積極的に外出してもらい、元気に過ごしてもらいた
い」という前橋市などとは根本のところに大きな違いがあることがわかりました。
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