このほど来年度の伊勢崎市の予算案が発表されました。一般会計は消防本部庁舎、赤堀中建設など大型事業が終了したため合併特例債の発行を21億円減らし、予算総額735億円(前年比△3.2%)になります。

個人市民税11.1%増、法人市民税20.1%増と所得増加を見込んでおり、税収増により地方交付税が減額され、自主財源の比率が1.5ポイント改善され51.8%となります。

この間要望していた放課後児童クラブの増設、放課後児童クラブ非課税世帯補助などが新規事業として実施されます。

主な事業 ★新規事業 ☆継続、拡充事業

1、 福祉地域医療の充実
★赤堀小学校区直営の放課後児童クラブの開設 赤堀支所を活用して直営で開設
★地域ふくし館うえはすの移転建設 赤堀西久保町に移転新築
★水痘・高齢者用肺炎球菌ワクチン予防接種の実施
☆がん検診の実施  子宮頚がん乳がん検診の無料クーポン券事業市単独事業として
継続
★入退院支援センターの整備 現在の窓口から市民病院に専用スペースをつくる
★いせさき聖苑待合室の改修  和室の待合室を洋室に改修
★伊勢崎福祉作業所トイレの改修
☆消費税対策として臨時交付金の支給
  
2、地域活性化の推進
☆地域コミュニティ活動事業補助金 170行政区に上限30万円補助
☆住宅リフォーム助成金  
☆宮郷工業団地整備  
☆新伊勢崎駅周辺整備 駅東の用地購入
☆伊勢崎駅周辺整備・賑わい創出  駅前インフォメーションセンター開設
★勤労者会館の改修   震災で休館している勤労者会館を全面改修
☆勤労者生活資金融資預託金の取扱金融機関拡大
★赤レンガ倉庫の整備 境駅前の赤レンガ倉庫を地域活性化の拠点に活用
★市民プラザ施設整備事業 外壁及び体育館の排煙高窓を改修
☆企業立地奨励金の拡充 工場等を新設増設する企業の奨励金拡充
★農地の集積や集約化の推進 農地中間管理機構による担い手への集積

3、安心安全なまちづくり
☆消防本部旧庁舎の解体  
☆消防無線のデジタル化  
★マンホールトイレの整備  避難所の生活排水環境を確保する(市民の森ほか3施設)
★橋りょう点検の実施  新たに2m以上15m未満の橋梁も点検する
☆南部第三工業団地の道路冠水対策の実施  排水路の築造工事に着手
☆清掃リサイクルセンター21基幹的設備改良工事の実施
☆上水道施設の整備  石綿セメント管の更新 西久保排水ポンプ更新
★第64回利根川水系連合・総合水防演習の実施
☆防犯灯のLED化  490基新設

4、教育・スポーツ・文化の振興
☆世界文化遺産の整備活用  
★ふるさと文庫の設置 学校などに地域素材の書籍や資料を集めた「ふるさと文庫
」設置
☆小・中学校、幼稚園の耐震化  耐震化、体育館照明器具落下防止、吊り天井改修
☆小学校のトイレ改修の実施 小学校6校トイレ洋式化
★四ツ葉学園中等教育学校の整備  エアコンの更新  体育館吊り天井の改修
☆スポーツ施設の整備 境伊与久テニス場人工芝張替、赤堀中央運動場野球場改修等
☆生涯学習施設の整備  境采女公民館の耐震補強、北公民館耐震設計
★学校給食調理場の整備 第1、赤堀、あずま調理場を再編し西小保方公園に新設

5、行革の推進
★全庁利用型のGISの整備  住宅地図や独自の地図システムを整備
★公共施設統合総合管理計画の策定 更新・統廃合・長寿命化などを平準化計画的に
★行政不服審査事業の実施  行政不服審査委員会の設置準備
★個人番号カードの申請受理 マイナンバー制度の開始にあたり申請者に
個人番号カード

6、その他
★ぽてんしゃる・アップ事業(8事業) 職員提案型の事業を創設
<平成26年度繰り越し事業>(「地域住民生活等緊急支援のための交付金」活用事業)
★地域消費喚起・生活支援型事業(1事業)  プレミアム商品券 20%のプレミアム
<平成26年度繰り越し事業>(「地域住民生活等緊急支援のための交付金」活用事業)
★地方創生先行型事業(14事業) 放課後児童クラブ及び児童館とう保育環境改善事業放課後児童クラブ利用者補助事業利用者補助事業、不育症治療費助成事業ほか11事業 

予算案などを審議する定例会は2月23日から始まります。