来年度から3年間の介護保険事業計画を審議する介護保険運営協議会が開かれ傍聴してきました。

厚労省は介護保険改悪をすすめ要支援1・2の軽度者を、全国一律の専門家による訪問介護や、通所介護からはずし、市町村の総合事業にしてボランテァやNPOを活用した寛敏で安上がりなサービスに切り替えようとしています。

介護保険事業の大改悪により、市町村の考えで介護サービスに大きな違いが出てくる心配があります。伊勢崎市としてどのように対応するか、国の施策の説明が中心でしたが一部垣間見えたような気がします。これから大きな問題になってきますので9月の定例議会で質問をしていきたいと思います。

ちなみ今回の審議会ではたくさんの資料を傍聴者席分用意し、資料を見ながら話を聞くことができました。資料の配布の無かったこれまでの伊勢崎市の審議会と比べ少し開かれたものになったと思いますが、傍聴者は一人しかいないので残り9人分の資料が使われず余っているのに、帰りには資料は返却するようにということで返してきました。

この審議会は後で資料もホームページで公開しているのですから持ち帰っても何の不都合はないと思います。

前に前橋の焼却場建設の審議会を傍聴したときには、5センチもある膨大な資料を傍聴者は持ち帰ることができました。伊勢崎市だったらこの種の審議会は傍聴すら認めていません。大きな違いを感じます。