船橋オートレースは昭和25年全国に先駆けて事業を開始したもっとも歴史のあるオートレース場です。売り上げ減少に歯止めがかからず、平成18年度から包括的民間委託を導入し単年度収支の黒字化を図ってきました。

 しかし売り上げの減少に歯止めがかからず経営状況が好転する兆しが見られない状況から、8月12日、船橋オートレースを実施している千葉県と船橋市は、27年度末をもってオートレース事業を廃止することを決定しました。

 これは①事業実施に必要な経費を売り上げで賄うことが困難な状況。②施設等が老朽化して今後も事業を継続していくためには、多大な設備投資が必要。ということから廃止することを決めたものです。

 オートレース場は全国に6場しかなく、ファンや発売施設が限定されているため、お互いの場外の車券を売り、協力し合って経営が成り立っております。
 
 競輪や競馬などと違って1っがやめると協力し合っている他の場への影響が大きいと説明されてきました。

 
 廃止しても船橋に場外車券場の設置を検討しているということですが、伊勢崎など他場への影響がどの様に出てくるのか注視する必要があります。