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 太平洋戦争の終戦から69年目をむかえ、8月14・15日「佐波伊勢崎戦争と平和展」が同実行委員会(小矢野敏雄実行委員長)の主催で伊勢崎市文化会館において開催されました。

 2度と戦争を起こしてはならないと始まったこの催しは今年で第6回になります。今回は、14日の夜から15日の終戦の日にかけて行われた、伊勢崎大空の時使われた焼夷爆弾の実物も展示されました。
 
 これは空中で飛び散って火災をおこす焼夷弾とちがって、建物を突き破って中で爆発するように改良された焼夷弾です。実物の構造を見ることで改良された焼夷弾の威力や殺傷能力などがリアルにわかり、戦争のむごさを改めて痛感しました。

安倍内閣が集団的自衛権の行使を憲法上認められるという閣議決定を強行し、戦争できる日本にしようという動きを強めているときだけに「戦争の事実を風化させてはならない」という主催者の思いが伝わってくる展示でした。

写真は展示された焼夷爆弾