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 5月3日、憲法改正を掲げた安倍内閣による、集団的自衛権など解釈改憲の策動が強まる中「第30回の憲法記念日集会」が高崎の群馬音楽センターで開かれ、広範な市民の連帯で憲法改悪を止めようと確認し合いました。

 記念講演には弁護士の川口創さんが「戦争する国づくりを止め憲法9条をいかす」と題し講演を行いました。
 川口さんは、安倍内閣が進めようとしている集団的自衛権を「解釈改憲」で認めようとしていることは、「権力を憲法で縛る」立憲主義そのものの否定につながる危険な動きと警告、今こそ立ち上がろうと呼びかけました。

 第2部の講談師神田香織さんによる講談「チェルノブイリの祈りー未来の物語」は、チェルノブイリの事故に最初に駆け付け被爆した消防士の夫婦の純愛物語を講談化したもので、時のたつのも忘れるほど引き込まれました。

 今回の集会には過去最大の1900人が参加し、憲法を守る運動の広がりをつくる熱気ある集会となりました。

写真は講談師 神田香織さん