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大雪はかつてない被害をもたらしました。日本共産党伊勢崎市議団はJAへの被害状況のききとり調査を行いました。

 佐波伊勢崎管内のハウス倒壊被害は11,509アールにおよび、被害額はハウスの施設被害で52億円、作物の被害で26億円に及ぶということです。JA佐波伊勢崎の組合長は全力を挙げて被害農家の救済をしていきたいと話しておりました。

 また市へ「雪害対策についての申し入れ」を行いました。応対した横澤総務部長は「高齢世帯の通路確保の除雪作業に市職員を派遣する。歩道の除雪も学校周辺から始めた。できる限りの対応をしていきたい。」などと回答しました。

 
 雪害対策についての申し入れ項目
一、降雪被害状況について緊急に調査・把握し、必要な支援策を打ち出すこと。
一、災害対策本部を設置し、被災者への総合的な相談窓口を設けること。
一、街路樹の倒木や枝落ちについて早急に対処し、安全を確保すること。
一、生活道路や歩道の除雪に対しても財政的・人的支援をおこなうこと。  
特に高齢者の多い住宅街や市営団地等については、市として除雪の手立てを取ること。
一、降雪被害による住宅や車庫等の撤去・復旧工事に対して、助成を行うこと。
一、特に被害の大きい農業ハウス被害については、市独自にも解体・再
建のための支援策を具体化すること。専業的に農業を行っている世帯
に対する生活費の支援策も講じること。
一、国に対して激甚災害指定を行うよう強く要望すること。
一、人工透析患者や一人暮らし高齢者・障害者等の要援護者の安否確認
と支援策を行うこと。灯油や食料の確保を援助すること。
一、今後も積雪が想定されることから、積雪当初から危機管理体制の確
保に努めるとともに、建設業者・除雪可能な機材保有者への養成を含
めた道路除雪体制を準備しておくこと。