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 1部では、地元うたごえサークルかざぐるまが「小林多喜二追悼の歌」や大逆事件で死刑とされた幸徳秋水の無念を歌った「ポスター」、アカペラの「赤旗の歌」など披露しました。
「素晴らしかった。特に多喜二追悼の歌に心が奪われました。」などの感想が寄せられました。

 記念講演で宮沢賢治研究家の三上満氏は、「宮沢賢治の世界と小林多喜二」と題し話しました。氏は、賢治と多喜二は全く同時代を生きたことを指摘し、賢治の二つの転機と多喜二の転機に重なる部分があることを説明しました。

 賢治の「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はありえない」という思想に、いわさきちひろが傾倒し、多喜二の生き方にも共鳴したいきさつを紹介しました。

 「賢治。多喜二、ちひろ、満、そして私をつなぐものが強く心に残りました。素晴らしい講演でした。」
 「とてもわかりやすく生き生きとした内容でした。こんな風にテーマ設定したユニークな内容を聞けて予想外の喜びでした。」などの感想が寄せられました。