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 震災で被害を受け改修が進められていた絣の里の工事が終わり、リニューアルオープンしました。
 新築となった円形交流館は、300席の椅子が入る多目的ホールと3部屋の交流室が整備され、多目的ホールには伊勢崎市で初めて難聴者のための磁気ループが床下に設置されました。
 磁気ループの利用できる型の補聴器を持参するか、施設で貸し出す専用の補聴器(10台配備)を利用すれば、聞こえの悪い人でも周囲の雑音が少なく鮮明に聞こえます。
 磁気ループは、一昨年の一般質問で北島が市の公共施設への配備を求めたものです。「有効な設備なので聴覚障がい者の皆さんの意見や、他市の状況を調査し研究したい」と検討を約束していたものです。

磁気ループとは
 老齢や難聴などで耳の遠い人が、補聴器をつけても大勢の人が集まるところでは周りの雑音が入り、目的の音を拾うことが難しくなります。
 「磁気ループシステム」を導入すると、マイクの音を磁気信号に変えて直接補聴器に届けてくれるので、雑音のないきれいな音で聴くことができます。そのためには部屋の中に磁気アンテナを設置する必要があります。
 補聴器は磁気コイル付の補聴器でなければならず、耳穴式にはこのタイプはない。他の耳かけ式や、ハンディ式は6、7割でこのタイプだそうです。

写真は磁気ループ用に配置された補聴器