住宅リフォーム助成制度―新年度も1億円の予算

  住環境の改善と地域の業者の仕事おこしに寄与し、ひいては地域経済の活性化につながる「住宅リフォーム助成」制度は大好評でした。
   単年度の予定でしたが、効果が大きいため来年度も1億円の助成額を計上し、「本年度同様に10万円以上の工事に30%の補助、上限20万円」で実施する考えを、明らかにしました。
   長谷田議員は、予算審議で申請書類の簡素化など求めました。これに対して市長は昨年度の実績を踏まえ改善点を検討し、使いやすいものにしたいと答弁しました。

英語科―すべての授業を複数体制で

  市教育委員会は、新年度小学校一年生から週一時間の「英語科」の授業を実施する方針です。
日本共産党議員団やいせさきの教育をよくする会などが、「実施には充分な市民合意を」、実施する場合は「すべての授業に担任と、英語指導助手や外国人の英語講師が入る複数体制授業を」と求めてきました。
  予算質疑答弁で教育長は、「英語指導助手を増員し、すべての授業を担任だけでなく英語の専任助手との複数体制で行えるよう指導体制を強化する。人数の多いクラスは、少人数授業を行うことも柔軟に対処する。」との考えを示しました。
  「担任一人だけで実施する授業も出る」としていた対応を、この間の要請・議会活動で大きく改善させることができました。
   低学年から英語嫌いを作らないため「通知表は文章評価とし、三段階評価(良くできる、できる、もう少し等)はすべきではない」との提案に対しては、あくまで3段階評価にこだわる姿勢でした。
   子ども達や先生方に大きな負担とならないよう、実施後もしっかり見守りつつ、さまざまな提案をしていくことが必要です。