伊勢崎佐波日本共産党女性後援会は、原発PR施設である「東海テラパーク」を見学し、安全対策などについて聴きました。
日本原子力発電(株)は原子力発電の実用化に向けて、電力会社が共同出資で作った会社で、66年商業原発第1号として東海原発を稼働させました。98年老朽化により運転停止し日本で最初の廃止措置に着手しましたがいまだに原子炉には手が着いていません。安全に停止してこれですから、事故のあった原発の廃炉には気の遠くなるような年数が必要になります。
稼働していた東海第2原発は、津波の想定を見直し、津波による浸水を防ぐため工事が行われている最中に、東日本大震災の津波に見舞われました。
工事が最終段階まで行っていたため3つある発電機の2つが助かり、危機一髪のところで電源喪失を免れました。
震災以後更に対策を講じていると言うことで、安全を強調して説明していましたが、あくまで想定内による安全です。
この会社で手がけている核燃料リサイクルも頓挫しており、原発が稼働すれば使用済燃料は全国で増えるばかりであふれます。
見学を終え「再稼働ノー」の気持をさらに強くしました。
写真は取り壊し中の東海原発
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