学校の施設に続いて、昨年度から公民館等の耐震診断が始まりました。昨年度の結果がこのほど公表され、境公民館はIs値0.05とこれまでの診断では最低で、桁違いに耐震性が低いことが明らかになりました。
 Is値0.3以下は震度6程度で倒壊のおそれがあるといわれ、一昨年の調査では、名和小体育館(0.18)や豊受小体育館(0.15)などが、Is値0.3を下回っていたため、昨年他の予算をまわし緊急に耐震設計を行い、今年度耐震工事を行うことになっています。
 今回の調査で境公民館の耐震性が極端に低い事がわかったため、教育委員会は境公民館を6月4日から使用禁止にし、建て替えを含め耐震改修方法について検討することになりました。
 境公民館は鉄骨造り1072屬瞭鶻建てで、42年が経過しています。
 他の公民館の耐震診断結果は北公民館Is値0.40と,宮郷公民館Is値0.48が耐震改修の必要があり、平成24年度以後改修予定としています。