
5月5日に高崎音楽センターで開かれた憲法記念日集会には、全県から1500人が参加しました。
集会は「からす川音楽集団」による、さわやかな演奏で始まり、一橋大学名誉教授の渡辺修さんが記念講演し、大震災や原発事故の、復興復旧の遅れの中で、憲法25条や9条の生きる社会をつくることの必要性が明らかになったと語りました。
渡辺さんは、野田政権がやろうとしているTPP参加や、消費税増税、社会保障リストラ、原発再稼働、米軍普天間基地の辺野古「移転」などの悪政に対して国民が大きく声を上げ、構造改革の政治を転換させる局面を私たち自身がつくろうとよびかけました。
「9条を守ろう」一点で力を合わせた9条の会の運動の経験は、私たちにとって大きな宝です。原発反対の一点で、TPP反対の一点での運動が、社会を変えて憲法を守る大きな力になります。国民に対案を示しながら、大きな運動をつくっていく展望があることを強調しました。
コメント