伊勢崎オートレース事業は、売り上げが伸びても収益が上がらない構造になり、今年度はとうとう市財政への繰入金がゼロ予算になっています。そんな中で新たに持ち上がったのがメインスタンドの改修問題です。

 耐震構造になっていないので震度6以上の地震がくると、倒壊の恐れがあるということで、今後の動向が注目されていました。今議会の答弁ではメインスタンドの使用を順次中止しグリーンスタンドに移行していくということです。

 メインスタンドが使えなくなると、大きなレースの時にはそれだけお客さんが入れないことになり、場内でのこれまでの売り上げが保持できるか疑問です。ネット投票にシフトしすぎて経費倒れにならないよう、本場売り上げを伸ばしたいと言いながら、一番大きなメインスタンドを廃止したのでは、ますますレース場にお客が入らなくなる心配があります。

 メインスタンドががら空きのままレースをするのも元気のない話ですが、費用対効果が天秤にかけられることになりますが、市財政への繰り入れもできないのに投資は難しい状況です。

 メインスタンドの上階には運営に必要な様々な施設、放映施設などがありそこは引き続き使い続けるということで、従業員の安全は度外視のようです。

 改修ついては今後の動向を見て、持ち主である東京都競馬と相談して考えるということです。伊勢崎市は店子として使用料を払っているのですから、大家である東京都競馬が改修費を出すのが当然ですが、飯塚オートで耐震不足と老朽化で最近建て替えたメインスタンドは36億円かかったようですから改修は簡単ではありません。

廃止で使用できなくなった分使用料が減額されるのか、改修となったら伊勢崎市の負担があるのか、まだ協議の方向は全く分かりません。