7月29日地域の中小零細業者の団体である伊勢崎佐波民主商工会は、市長に対して要望書を届け小規模事業振興について懇談しました。

 はじめに奈良民主商工会会長が「コロナに続いての物価高で、価格転嫁できない小規模事業者は苦しんでいます多くの事業者の声を反映させた、実のある振興条例になるようお願いしたい」と挨拶しました。参加者から自己紹介を兼ねて「ペットホテルをやっているが、猛暑なのでエアコンの電気代が上がって大変」「運送業だが燃料が上がっているのに親会社が値上げ交渉にのってくれない」「エアコンのない工場でこの暑さは大変」など、それぞれの業種の苦労を発言しました。

 要望事項は                                       1、中小企業・小規模企業振興条例については、地域の特性にそくしたものにするための調査や聞き取りをしっかり行って、多様な意見を取り上げたものになど2項目。

2、全事業種に対する支援については、物価高騰対策の支援はすべての業種で影響を受けており、全業種を支援の対象になど5項目。

3、納税者に寄り添った市政については、払える国保税に、納税者の立場に立った徴税を、など6項目です。

懇談では「振興条例の審議会が8人いる委員のうち5人しか出席がなく本気度が感じられない」「国保税を滞納して窓口で事情も聴いてくれず、脅かされ二度と行きたくないと思った」など率直な意見が出されました。

 市長からは「小さな個人事業者含め、皆さんの声をしっかり聴いて、地域の経済が発展する条例にしていきたい、今後も是非声を聴かせていただきたい」と挨拶がありました。            日本共産党議員団の北島、長谷田議員が紹介議員として同棲しました。

(写真は挨拶する奈良会長)
民商要請奈良