6月5日に「仮称中小企業小規模企業振興条例検討委員会}がスタートしました。しかしこの委員会、今どき委員の公募はなく市長の委嘱者だけ。審議会委員会の構成は3割以上女性委員をという努力目標があるのに、市内に女性の起業者もいるでしょうに、8人の委員のうち女性委員は商工会議所課長1人だけ。金融機関の委員は地元の事情が一番わかる地元信用金庫ではなく、群馬銀行支店代表と委員選任に疑問が残ります。
 会議は傍聴できますが、日程の公表は2日前で傍聴者なし、事業者へのアンケートや実態調査も行なわないで、2回目の会議でもう条例案を決めて、3回目で答申というおざなりな日程です。

 理念条例ということで実行計画もなく、なにより予算もかからないから、最も安上がりな振興対策となりそうです。これで地域の事業者の振興に力を入れていますと言うのでしょうか。
 つくらないよりましと考えて、条例ができたら理念を具体化するよう求めていきましよう。