学校給食費無料化では四月から新たに沼田市と榛東村が完全無償化を始めましたが、館林市では中学3年生の無償化がスタート、川場村で第2子以後の給食費の無償化、明和町で小学生500円、中学生600円の補助と新学期になっての前進がありました。
 人口の多い前橋市と高崎市でも新聞報道によると新たな方針が発表されました。前橋市は無償化を公約に掲げた小川市長が6月から中学生の給食費無償化を打ち出しました。県内ただ一つ何の対応もしていなかった高崎市がついに第1子の給食費を10%補助、第2子以降の給食費の無償化を2025年4月から実施する方針を打ち出しました。
 第3子以降無償化の伊勢崎市は「高校世代の医療費無料化」と同様、夏までに方針を出すと言って、他市の様子を伺い発表や実施が大きく立ち遅れました。本気で子育て支援をしようという気概が感じられません。
■新学期以後新たに無償化を拡大した自治体

・ 沼田市 2024.4 市立小中学校に在学する児童生徒の給食費を全額無償

榛東村 2024.4 村立小中学校に在学する児童生徒の給食費を全額無償

・ 館林市 2024.4 市立小中学校に同時に 3 人在籍する第3子以降と、中学 3 年生の給食費を全額無償

・川場村 2024.4 村立小中学校に在学する第 2 子以降の給食費を全額無償

・明和町 2024.4 町立小中学校に同時に 3 人在籍する第3子以降無償。在学する児童生徒の給食費を  一部(月額小学生500円中学生600円)補助

・前橋市 2024.6 市立中学校に在学する児童生徒の給食費を全額無償

18 歳未満の子を3人以上養育している場合の第 3 子以降の給食費を全額無償

・高崎市 2025.4 市立小中学校に在学する第 1 子の給食費を 10%補助し、
     第
2 子以降の給食費を全額無償

★開始時期は現行制度の開始時期

☆補助制度が複数ある場合は代表的なものを記載し、詳細条件は省略

※高崎前橋は新聞報道による今後の予定