来年1月1日で伊勢崎市合併20年になります。記念事業の一つとして伊勢崎市史の編さんがスタートしました。合併前の市町村でそれぞれ市町村史が作られてきましたが、刊行から20年以上が経過し新しい資料の発見や地域研究の進展を踏まえ、次世代に伝えていく必要があるとして新たな市史の編さんが始まりました。

計画では市政30周年の2035年までという本格的なもので15人の市史編さん委員会を中心に、6部会に分かれた専門委員会によってすすめられます。誕生20周年の来年「埴輪」の刊行を予定しその後順次刊行を予定しています。

3月23日には第1回伊勢崎市史編さんシンポジウム「わたしたちが紡ぐ伊勢崎市史―はじめの一歩を語ろう」と題したイベントが開かれました。市史編さんの専門委員長の前沢和之先生の「八角形正倉が語る古代史」の記念講演や市史編さん専門委員と高校生、大学生とのトークセッションなどありました。

市史を知ることの意義や市史編さんの方法など様々な角度から、わかりやすく伊勢崎の歴史とくらしの一コマを伝えてくれました。

トークセッションで発言する専門委員の先生
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