正規の市職員を減らし臨時の職員に置き換え、市の仕事にたくさんの非正規の職員が働いています。本来なら臨時的仕事に臨時職員が採用されるわけですが、今では恒常的に仕事をする人がたくさんいます。しかし待遇はわずかに時間が少ないだけで正規職員と大きな違いがあり、いつまでも正規職員にはなれません。数年前にやっとボーナスが出るようになりましたが、一般職員は期末手当と勤勉手当という2種類の手当が出るのに期末手当だけしか出ません。また夏休みのある学校関係の臨時職員にはその期末手当も出ないという状況でした。新年度からそうした会計年度任用職員にも期末手当と勤勉手当を支給することになりました。
 新年度予算では一般会計でそのために1億9千万円の手当の増額が予算化、学校給食の特別会計でも学校給食の調理員さんに期末手当と勤勉手当が夏冬支給されモデル―スで43万円支給されます。また市民病院にも319人会計年度任用職員が働いており1億円近い手当が増額されました。
 公務労働でワーキングプア―をつくっていると言われて久しくなりますが、運動の成果で少しづつ前進してきました。
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