自室や家からほとんど出ない状態に加え、趣味の用事や近所のコンビニ以外に外出しない状態が6カ月以上続く場合ひきこもりと定義されています。2022年度国の調査では、引きこもり状態にある人は、1564歳の2%を超え約146万人と推計され国は取り組みを強化しています。

 伊勢崎では2年前から社会福祉課総合相談窓口が担当になりましたが、広報も十分されておらず相談待ちの状態で、今年度相談は1月末で11件でと極めて少数です。

 ひきこもり年齢が高くなり「8050問題」と言って80歳の親が50歳の子供の面倒を見る現象も社会問題にもなっており、具体的な対応策が急がれます。

 実態調査や専門家を招いての講演会の実施、将来引きこもりになる可能性の高い中学卒業時に進路が決まらない生徒への学校から地域へ支援のバトンをしっかり渡す対策など求めました。