1月17日伊勢崎市地域公共交通会議(委員長大島登志彦高経大名誉教授)が開催され、伊勢崎市が検討しているタクシー活用事業の内容について最終検討、承認され答申書を市長に提出しました。

 これまでの検討から若干修正され、通行範囲を伊勢崎市内に限っていたものから「乗車地・降車地位ずれか一方が伊勢崎市である運行を対象にする」と変更されました。これに伴い別表のように料金体系も上限を設けるということです。

 来年度は高齢者タクシー利用助成も例年通り4月に発行しますが、秋から始まるこのタクシー活用事業との併用はできない。事業が11月から開始の場合、72枚ではなく30枚とする。などほぼ全会一致で確認され答申されました。

 利用できる回数は72回とこれまでの倍以上に増え大きな前進ですが、タクシー料金助成という制度では、利用距離の長い周辺部の高齢者や年金の少ない高齢者はやっぱり利用できないということになる心配があります。

区分

運賃、迎車階層料金合計(A)

利用者負担料金

  (B)

走行距離

初乗り600円

半額(A)×0.5

1357

1,000円未満

2429

1,000円以上2,000円未満

5109

2,000円以上2,500円未満

6449

2,500円以上3,000円未満

7789

3,000円以上3,500円未満

4割引き(A)×0.6

9129

3,500円以上4,000円未満

3割引き(A)×0.7

10469

4,000円以上4,500円未満

2割引き(A)×0.8

11809

4,500円以上

1割引きただし助成の上限は1500円まで

1809m~