水道料金は最低生活に必要な水の料金は安く、利用水量が多くなるほど割高になる仕組みですが、改定案では1㎥当たりの料金を100㎥までは5円値上げし、それ以上は据え置くという大口利用者を優遇するものです。

最近改定または改定を予定している自治体と比べると、口径13mm、20mmの利用者の水道料はさほど変わりませんが、口径100mm、150mmの利用者の平

均水道使用量で他市と比較すると利用料金は下表の様に伊勢崎市は格安になっています。

口径20ミリで2か月に42㎥使用する世帯で5,550円から6,060円に9.19パーセントの値上げですが、口径150ミリで9,913㎥使用する所では1,613,885円から1,644,985円に1.9%の値上げで、下水道と同じく大口優遇なっています。

下水道、水道とも一般生活者に狙いを定めた値上げと言えます。水道料金改定も12月議会に提案されます。

水量使用料区分(1㎥あたり・2か月)

水量区分

現在

改定後

値上額

1~20

65

70

5円

2140

110

115

5

41100

125

130

5

101㎥~

145

145

0円







口径別基本料金

口径

現在

改定案

値上額

13mm

900

1,520

140

20mm

1,800

2,100

300

25mm

3,600

4,220

620

30mm

8,200

9,600

1,400

40mm

19,000

22,200

3,200

50mm

37,000

43,200

6,200

75mm

67,000

78,400

11,400

100mm

90,000

105,400

15,400

150mm

180,000

210,600

30,600

 

県内他市との水道料金比較 2月使用水量当たり料金

口径mm

使用水量

伊勢崎 円

前橋市  円

東部水道 円

渋川市 円

13

10

2,220

1,940

2,400

2,300

13

30

4,070

5,720

4,000

3,400

20

42

6,060

15,658

6,640

4,780

40

373

73,285

76,967

102,020

68,510

100

2856

516,520

673,704

821,880

638,860

150

 9,913

1,644,985

2,248,019

2,782,400

1,946,050

改定年度

 

2024

2025

2203

2014