伊勢崎市ではこの7月は29度を超える暑さで、たびたび日本一を記録していますが、電気料金が心配とエアコン使用をためらっている人がおります。さらに731日には、5百円玉ほどの雹が降り被害が出るなど、猛暑、異常気象で市民の健康や暮らしに大きな影響が出ています。

日本共産市議員団は8月1日、降雹被害の大きかった市南西部へ被災状況の調査を行いました。利根川沿いの地域では軒並み北側の窓ガラスが割れ後片付けを行っており、カーポートや雨樋にも穴が開いていました。

ナス栽培の農家は雹でたたかれたナスをおきらめ、秋ナスに期待し選定作業を行っていました。またビニールハウスがつぶれるなど農家の被害も甚大でした。

翌日2日に市議団は臂市長あて「猛暑、異常気象から市民の命とくらしを守る緊急要望書」を提出し、エアコン設置補助対象の拡大、均等割りのみの課税世帯にも支援金の給付、ひょう害を受けた世帯への見舞金の給付や災害廃棄物のダストセンター持ち込みは無料になど応対した下城副市長に要請しました。

 下城副市長は「雹害により昨日までに100軒の農家被害、200軒を超える民家の被害相談が来ているとのべ、市として被害状況把握を急ぎ、どのような支援ができるか検討している、要請事項を検討する」と回答しました。

 その後開かれた市の対策会議で、要請を受け窓ガラスなど自宅被害世帯に2万円の見舞金支給や、災害廃棄物の無料での受付など支援策を発表しました。

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