10月からインボイス制度が始まりますが、その中身がやっと多くの人に知られ「これは大変、様々な分野に大きな影響が出る」と延期や中止を求める声が広がっています。

 6月定例会に共産党議員団が紹介議員になって伊勢崎佐波民主商工会から、インボイス制度の中止を求める意見書を伊勢崎市議会として国に出すよう請願が出されました。

共産党議員のいない総務委員会で審議され、賛成者なしで否決されてしまいました。

これまでの審議で「しっかりした事業者ならすでに対応を考えている」「国は納税額が一気に増えないように、緩和措置を決めている」などが意見書提出に反対の理由で、コロナや物価高騰で経営が苦しい個人事業主など、思いやる気持ちがありません。

 このほど伊勢崎佐波民主商工会の定期総会が開かれ、共産党議員団は来賓として出席し「インボイス制度は大増税です。個人事業主や農家など免税業者からも消費税を取り立て、大軍拡に回そうなどとんでもありません。インボイス中止の世論をさらに大きく広げていきましょう」と連帯のあいさつを申し上げました。

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