JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2025年01月

 日本共産党議員団は、「不登校発生率の高い伊勢崎市では様々な状況にある子供たちが安心して過ごせるたくさんの居場所が必要。とくに、専任の先生を配置した学校内の居場所づくりを進めるべき」と要望してきました。

 今年度は市内企業が行った寄付金を活用し、すべての学校で子どもたちの「居場所」の環境整備が行われました。机や椅子、図書、カーテン・ソファ等をしつらえ、「登校できても教室に入れない」子ども達をあたたかく迎える部屋ができました。

 長谷田市議が所属する文教福祉委員会では、冬休みの1225日に豊受小学校と第4中学校の「居場所」と廃園になったと旧豊受幼稚園園舎を活用した、不登校児童生徒に対応するほっとるーむ(適応指導教室)を視察しました。

 4中では週4日非常勤の教育支援員が、残る1日は別の先生が「居場所」にいて子ども達に対応し、部屋のレイアウトを子どもたちにしてもらったり、子ども達の日誌に先生がコメントを記入したりして交流を図っているそうです。「教室に入れるようになった子どもも出ています」と嬉しい報告もありました。学校外の「居場所」であるほっとるーむとの連携もあるそうです。

 効果が見えてきたこの事業に対して市が責任を持ち、環境整備だけでなく学校規模にかかわらず、すべての学校に専任の先生を配置できるようにすべきです。また、人数が少なく掛け持ちが多いスクールカウンセラーや臨床心理士等の専門職も、非常勤ではなく正規雇用で充実させて行く必要があるのではないでしょうか?

新年明けましておめでとうございます。
昨年は能登半島の地震で新年の幕開となり、災害が多い年でした。今年は比較的穏やかな天候の正月となり、いい年になる期待を持たせます。
伊勢崎市では合併20年を迎え、次の10年の新しいスタートの年になります。だれもが安心して暮らせる街になるよう身近な市政がその役割を果たせるよう今年も全力で頑張ります。

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