24日JA南支店の駐車場で、食糧支援「まんぷくプロジェクト@いせさき」が開催され、当日は78名の方がお米・野菜の食糧品や日用品を受取ました。米の値上がりで提供が少ないとの心配もありましたが、岩手の新米30キロの提供などもあり一人2キロずつ手渡すことができました。大学生は「何時も来ているが本当に助かる。毎日が大変。またラインで知らせてほしい」と感想を寄せていました。
開催にあたりたくさんの皆さんから物品の提供、当日は25名のポランティの協力がありました。共産党市議員団も荷物の搬入などお手伝いをしました。
実行委員会事務局に「24日のまんぷくプロジェクトに参加したいのですが、市の担当ケースワーカーから『食料品支援に参加した場合、もらった品物をリスト化し福祉課まで提出して欲しい。時価を計算し、生活保護費から差し引きます』と言われ弱ってしまい電話しました」と生活保護利用者の方から問い合わせがありました。
国からは「子ども食堂やフードバンクの取組の趣旨に鑑み、原則、収入として認定しないこととして差し支えない。」という方針が2019年に全国の市町村に指導が出ており、ケースワーカーが持っているハンドブックにも示されています。安心してご来場くださいとAさんには連絡して来ていただきました。
食料品の高騰で生活保護を利用している人も、保護費はわずかしか上がらず大変な状況になっています。物価高騰で苦しんでいる人を支援しようという市民の善意に、国の方針も無視して、支援に水をかけるような対応に、実行委員会の皆さん大きな憤りを感じました。
伊勢崎市はいったいどうなっているのでしょうか。国の方針まで無視するのは桐生市ばかりでは無いようです。