JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2024年08月

   華蔵寺公園の「花咲くプロジェクト」により水生植物園のリニューアル工事が進められています(現状は工事途中で草に覆われている)。プロジェクトの一環で来園者の利便のため、公園内に民間の飲食店を出店させるパークPFI事業が進められています。

 公募に応じた一事業者について審査した結果、条件に合致しているということで事業者が決定、公園内に事業者が建物を建設、来年夏には「カフェ」の営業が始まります。

 先日の聞き取りでは、20年間の契約で、100㎡程度の建物、植栽含め200㎡程度占有して営業する計画です。借地料は㎡あたり500円ということでした。10万円ほどの借地料は年間なのか,月なのか確認してしまいましたが、年間10万円ということです。駐車場2台分程度の借地料で、広い無料駐車場付きで開店できるのは、利用者だけでなく、出店者にも便益がありそうですが?

9月2日から伊勢崎市議会9月定例会が始まります。9月6日と9日に一般質問が行われます。
北島元雄議員の一般質問要旨

一 審議会、委員会について

委員の選任

公開や議事録の公表
 (仮称)中小企業、小規模企業振興条例策定検討委員会

二 私道の補修助成について
三 有害鳥獣対策について

  現状

今後の対応、とりわけアライグマ対策

日本共産党議員団は今回北島議員が一般質問を9日午後予定しています。

 佐波・伊勢崎戦争と平和展が8月14日、15日にいせさきふくしプラザで開催され、二日間で200名の方が来場しました。今年は戦争と子どもにスポットを当てた資料がたくさん展示されていました。戦争で孤児になった子ども達が12万3千人にのぼり、戦後を生き抜く孤児たちの暮らしをパネルで紹介しました。

 84機のB29が飛来、614トンの焼夷弾と27発の爆弾を投下。市街地の40%を焼失。29名が亡くなった、8月14日から15日の伊勢崎大空襲の資料も展示され、当時16歳だった手島久子さんが「心に残る3つのこと」と題し伊勢崎空襲について語りました。

 戦後79年たち、大軍拡で戦争の準備が進められている今、あらためて「争いを戦争に拡大しない政治」の大切さを痛感させる展示でした。

 写真はM47焼夷爆弾 6個1組が上空1500mで別れて落下屋根を突き破る貫通力 
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戦争孤児の暮らしをパネルで紹介

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社会保障制度の充実を求めて運動している、伊勢崎佐波社会保障推進協議会(社保協)は、このほど伊勢崎市の関係の職員さんと市民要望で出されている課題について懇談しました。

 懇談項目は

学校給食費無料化 

新保健センターと保健行政の充実 

介護保険

国民健康保険 

公共交通の充実 

⑥補聴器助成 の6項目です。

 会員でもある北島市議は、新保健センターについて「建物は新しくなって機能的になるが、実際に住民が一つに統合して良かったと感じるところは? 保健士さんが地域を訪問してくれる安心感がなくなるのでは?」と質問しました。これに対して職員の専門性の高い支援が受けられる、プレイルームを併設した子育て支援センターで気軽に相談ができることなど説明がありました。

 公共交通の充実では「タクシーの予約が取れない」「もう少し安価で利用できるデマンド方式も検討して」という要望に対して「タクシーに利用が集中しないよう一定の料金設定にした。事業開始によってコミニュティバスの利用が減少しないか注視している」「デマンド方式の相乗り事業は、ドアツードアになると同乗者に家を知られ防犯上の心配がある」「タクシーの予約が取れないことについて、前橋は33万人にタクシーが216台。伊勢崎は21万人にタクシーが78台とタクシーの利用が少ない、新事業によってタクシー会社が安心して車を増やせるようにしたい」など具体的な市の考えが発言されました。

 社保協ではこうした懇談を通じて、市民の具体的要望や疑問を伝え、社会保障の充実が図られ、国に対しても共に要望していくことを願って毎年取り組んでいます。

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  第2回の条例策定検討委員会が開催されました。わずか3回の会議で答申という拙速な運営について、議会で本気度が感じられないと意見を述べてきました。これを受けて委員会を3回から4回に増やす改善が図られましたが、増やした1回は書面審査という内容です。

2回目では条例案は提案されず、県内他市の条例が参考に出され意見を聞き、会長が案をまとめ、その案に書面で意見を求め、パブリックコメントにかけ、次回の対面会議ではもう答申するというのです。検討委員会を増やしても書面のやり取りだけで十分な意見交換ができるのか疑問です。

金融機関代表として地元に詳しい信金や信組ではなく、あえて群馬銀行の支店長を委員に委嘱しましたが、都合で第1回、2回とも会議欠席。同じ日程で開かれた他の審議会委員を兼任している委員も欠席で8人の委員のうち、当事者である市産業経済部長ふくめ5人しか出席者がなく寂しい会議です。

 中身のある振興条例をつくろうという本気度が感じられず、やっている感を出すための条例制定という感想でした。

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