5月7日伊勢崎市内の新日本婦人の会の3組織は、学校給食費の無償化を求める陳情書を提出、市長・教育長に直接要請しました。要請事項は小中学生の無償化のほか、地産地消の取り組みの前進、県へ市としても無償化の実施要望を行うよう求めたものです。

 市長は近隣市町では実施しており前橋もそのような方向になっていることで、伊勢崎市としても何とかしなければと思いはある。唯一全く取り組まなかった高崎市が舵を切ったことで県への働きかけもやりやすくなった。来年度で学校の体育館の空調設備の工事が終わる。始めたからには辞めるわけには行かないので財源のめどをつけて前に進められるようにしたい。と回答をしました。

 要請行動参加者は前橋市や高崎市の新たな動きで、無償化に対する市民の関心が高まっており、伊勢崎市だけが流れに取り残されることの無いよう早期の実施を要請しました。

 それに対して市長は「学校給食無料化だけが子育て支援でなく、市としても様々な子育て支援対策を行っており、選挙のアピールに使うのは良くない」と後ろ向きとも前向きともとれる発言でした。

 大きな企業が伊勢崎の工業団地への進出が決まり、税収の伸びも期待できるのですから、けして他市にできて伊勢崎市でできない財政事情ではありません。
 要請行動には日本共産党市議団が同席しました。
 要請に先立ち5月5日、新日本婦人の会では華蔵寺公園で署名行動を行い、署名待ちの列ができるほど関心が高く短時間のうちに200筆近い署名が寄せられ、関心の高さに参加者はあらためてビックリでした。

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