JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2024年05月

6月6日から定例市議会が開会になります。今回の議会では日本共産党議員団を代表して長谷田公子議員が一般質問を行います。

6月定例会日程

6日 本会議  議案提案

7日 本会議  一般質問

10日本会議  一般質問 

12日 総務委員会

13日 文協福祉委員会

14日 経済市民委員会

17日 建設水道委員会

19日 議会運営委員会

24日 本会議 討論採決 

 長谷田議員の質問は午後の予定になります。本会議の傍聴は市役所北西の入り口からお入りください。ネットでライブ配信もしますのでこの機会にぜひご覧ください。

 

 

 

 

臨時議会で議長選出

20日に臨時議会が開かれ、一年交代が慣例になっている議長・副議長の選出が行われ議長に宮田芳典氏、副議長に佐藤智則氏が選出されました。

 また議会選出の監査委員に新藤靖氏が選任されました。所属委員会の交替を2年に一度行うことを原則にしており、共産党議員団は北島議員と長谷田議員の所属委員会はそっくり入れ替わりになりました。

日本共産党議員団所属委員会

■北島議員

・経済市民委員会

・地域交通対策調査特別委員会

■長谷田議員

・文教福祉委員会

・少子高齢対策特別委員会

・議会運営委員会

・議会改革特別委員会(副委員長)

 

 共産党議員団も会員になっている伊勢崎佐波社会保障推進協議会(社保協)と新日本婦人の会では5月19日介護保険学習を開催、町田県社保協事務局長が「介護保険をめぐる動向と取り組み」と題し講演しました、4月からの介護保険報酬改定で訪問介護の報酬が引き下げられて、訪問介護の事業廃止などが広がって、ヘルパーが頼めない事態がおこる心配があることなど報告がありました。
 介護保険の利用のための窓口や
介護認定の流れなどについて質問があり、ケアマネやヘルパーで活動している人からわかりやすく説明がありました。社保協では7月末に学習会を行い8月に伊勢崎市と玉村町の担当者との懇談会を計画しています。
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伊勢崎市の外国人は15674人で人口の7・4%、60か国以上です。近年南米の日系の方からベトナム人が一番となりフィリピンやネパールの人も増えています。

 労働力不足を補うために、「技能実習生」という名目で外国人を雇用する制度ができたからです。最低賃金などの労働基準法が適用されますが、職を変えることができないため、雇用条件が守られなくても我慢させられる状況です。逃げ出した実習生が。不法就労でさらに安い賃金で働く例も増えています。

 期限を満了で帰国しなければならず、労働力不足の企業からの要請に応え長く働ける制度への改正法が審議されています。「育成就労」として家族帯同や永住権を認め、もう完全に移民と言えますが、政府はあくまで移民ではないという立場です。

高崎で公聴会

 このほど衆議院の公聴会が高崎で開かれ、臂市長、大泉国際交流協会会長など4氏が意見陳述を行いました。臂市長は伊勢崎の外国人の状況を述べ「市の経済は外国人抜きには考えられない」と語り、送り出し機関の厳選化、受け入れ後の監督機関の充実を求め、また日本語学習の必要性など述べ国の支援を求めました。今回の法改正は外国人技能実習制度の構造的矛盾を固定化し、さらに矛盾を拡大する法改正ですが、こうした根本問題の矛盾点にふれる意見は残念ながらありませんでした。

改正案では転籍が認められますが、日本語要件など厳しい制限があります。意見陳述では「せっかく費用をかけて中小企業が育てた人材を、条件の良いところに引き抜かれる不安が」との意見が出されましたが、低賃金の固定化も心配です。

 これまで日系労働者に認められていた永住権が、アジアの育成就労者にも認められ、伊勢崎市の外国人の状況もさらに変化すると思われますが、外国人労働者の増加によりその低賃金に引っ張られて、日本人も賃金が上がらない構造にとなる心配もあります。日本人と同じく公正な待遇で、労働法を守ることが重要だと思いました。

 また今回の改正案では永住資格を持つ人も、税金や保険料の滞納で永住資格を取り消せる規定が入っています。日本人が税金の滞納を理由に、日本から追い出されることがないのと同様の対応が必要ではないでしょうか。

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  太平洋戦争では日本で唯一の地上戦の場となった沖縄は、多くの県民が犠牲となり焦土となりました。その上米軍の占領下が続き権利を取り上げられ二重の犠牲を国に押し付けられました。

 そうした占領下で不屈にたたった沖縄県民、その先頭に立った瀬長亀次郎さんの闘い生き様をドキュメントで紹介した映画が、このほど実行う委員会と共産党南部後援会の共催で上映されました。占領下の米軍と、沖縄を見捨てた日本政府と闘う瀬長亀次郎さんの生き様は圧巻でした。数度にわたる県民の意思を踏みにじり、今も基地強化を強権的に進める政府に対する怒りと、沖縄県民と連帯した運動の大事さを痛感させられました。

 参加者からは「涙が出てしまった、ありがとう」「踏まれても踏まれても沖縄の人々と共に力強く立ち向かう姿は、後世に語り継ぎたい」など感想が寄せられました。
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