JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2024年02月

 社会保障の充実を目指す伊勢崎佐波社会保障推進協議会は3日「住民に寄り添う行政―伊勢崎佐波地域の実践から」と題して報告&交流会を開催しました。

報告は玉村在住の社保協幹事関口智恵子さんから、玉村町が取り組んでいる各課横断、民間も交えた重層的支援体制についての紹介と自ら取り組んでいる居場所づくりについての報告がありました。

 続いて北島市議が22年からはじまった、伊勢崎市の総合相談窓口の現状と課題について、ひきこもりの相談の窓口がやっとできたことなど報告。社団法人「とまり木の会」の山口富雄代表はフードバンク活動を始めたきっかけや、支援要請者が増えている現状について報告しました。

 また社保協事務局長の小林園子さんからルポ風に映像も使って、玉村町、伊勢崎市の住民支援について行政を取材した報告がありました。

 参加者の質疑では「今のタクシー券では足りない」「周辺部の人は半額でも1500円になる。助成を受けても少ない年金ではとても使えない」など高齢者の交通対策についての質問・要望がたくさん出されました。最後にこうした学習交流を通じて行政への要望をまとめていくと挨拶がありました。
写真は開会のあいさつをする小林園子事務局長

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    介護保険は3年ごとに計画を見直し、保険料も3年に一度決め直す事になっています。来年度が第9期介護保険事業計画の初年度なりますので、3年間の計画が練られそれに基づき介護保険料が決められます。

 このほど介護保険運営協議会が開催され、来年度から3か年間の介護保険料が審議され保険料の基準となる額は現行の保険料を据え置くことを答申とました。

 6年前に保険料を上げすぎ3年前には16億円基金準備金が積み立てられましたが、3年前は今後利用が増えるからと、保険料基準額で年800円しか引き下げませんでした。ところがこの間コロナで通所介護の利用控えなどで計画より利用が下回り、取り崩すことなく基金は18億円にまで膨れ上がりました。

 これから3年間はコロナが落ち着き利用者が増え、介護報酬も引き上げられることから、取りすぎた分の保険料の引き下げは行わず、18億円の基金うち10億円が現行保険料で不足するのでその分に充て、のこり8億円は引き続き基金として残しておくというのです。

 グラフを見てもわかるように3年前と同じような状況です。18億円もため込んでいるなら保険料引き下げるべきです。年金天引きで黙っていても保険料が入ってくるからといって、物価高騰の中必要以上に高い保険料を天引きされたのではたまりません。

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