補正予算が議会初日に決定し、今後3月末までに専決処分であらたな補正が組まれなければ、新年度予算概要で示された23年度末の基金残高がほぼ決算額になります。
財政調整基金は79億8千万円から76億8千万円に3億円減りましたが、他の基金が増え3月末の基金合計は、3千万円増の165億7千万円になります。
新年度は、保健センターや豊受公民館などの大型建設事業があり、62・3%の公共事業費の増が計画される大型予算で、財政調整基金39億円の取り崩しをはじめ53億円ほど基金を取り崩す計画です。今年度は当初30億円取り崩す計画でしたが最終的には減っていませんので、新年度が最終的にどの程度の取り崩しになるかわかりませんが、物価高騰で実質は減っても名目賃金は上がっており、減税分は国の補填があるので税収は減っても歳入は増える見込みです。
市民要望実現の財源はあります。