JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2023年05月

 臂市長より市立の茂呂幼稚園と南幼稚園を、廃園にするための条例改正を6月定例会に提案することが報告されました。両園とも昨年度、今年度と2年間入園希望者がなく休園となっていました。どちらも4歳児、5歳児のみの2年保育で3歳児から幼稚園に預けることを希望する父母が多い現在のニーズに合わないため入園希望が減っていました。

 公立幼稚園は、外国人や発達に気がかりな子どもたちを受け入れ、少人数で民間にはない公立の役割があるといいながら、3年保育の実施を求める声に耳を貸さず、ニーズとかけ離れた2年保育を続け入園希望者が減るのを待って休園、廃園に追い込んだと言ってもいいと思います。豊受幼稚園に続き、茂呂、南と2年保育の園が次々に廃園になる事を見ても明らかです。

 2年保育で唯一開園している三郷幼稚園も、現在4歳児クラスはゼロのようですから、来年度は休園になることが予想されます。

公立幼稚園を統合廃止するのなら、それなりの幼児教育・保育のあり方の検討と方針必要ですが、それを示さずに入園希望がゼロになるのを待ってなくす「成り行き任せ」の幼児教育行政は、まっとうな在り方と言えるのでしょうか。

帯状疱疹は、水ぼうそうと同じウイルスが原因の病気で、過去に感染したウイルスが加齢やストレスなどの免疫力低下により、再び活動を始めることで発症します。
 発症すると体の左右どちらかに痛みやかゆみを伴う、発疹や水ぶくれが帯状に現れ、治った後に「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれる痛みが長期間続くこともあります。ワクチン接種は生ワクチンで8000円、効果の高い不活化ワクチンは44000円ほどかかると言われます。

■対象65歳以上

■生ワクチン「ビケン」

・接種回数=1

・助成額=4,000

不活化ワクチン「シングリックス」

・接種回数=2

・助成額=10,000

■申し込み

健康づくり課(電話番号:0270-27-2746)へ連絡してください。「伊勢崎市帯状疱疹予防接種予診票兼費用助成金交付申請書」および「説明書」が届きます。

 物価の高騰が暮らしに大きな打撃を与えています。国は地方自治体がこれに対応して施策を行う財源として「新型コロナウイルス感染症対応地方臨時交付金」を予備費から支出します。伊勢崎市の配分は上限4億6933万3千円と決定しました。これを原資に各自治体がコロナの影響や物価高騰で苦しむ住民や事業者の支援メニューを作成し事業を行います。

 玉村町では新年度第2子から給食費を無料にする予算を決めていましたが、先ごろの臨時議会で完全無料化の補正予算を決定しましたが。この交付金の活用を考えているものと思われます。

 様々な要望実現の財源があります。交付金をまた基金ため込みの財源にさせないためにも、しっかりと要望を出して実施させましょう。

 低所得者支援金は住民税費非課税世帯への新たな交付金で、一世帯3万円、伊勢崎市で総額4億2722万円ですが、非課税世帯に準ずる今年度新たに非課税世帯になる分は後日追加されます。国は上記の臨時交付金で3万円を増額したり、給付対象を拡大することも可能と通知しています。

 非課税世帯には繰り返し給付金が給付されますが、わずかに所得が多いだけの均等割り課税世帯には何の対策もありません。幅広い支援策が求められています。

↑このページのトップヘ