赤堀地区にある老人いこいの家は、3年前に廃止提案が出され、地元住民・各種団体の反対の声で五十嵐市長が5年間継続すると約束しました。
臂市長就任後「公共施設のあり方検討委員会」がつくられ廃止の答申が出されました。今年度いっぱいで廃止し、お風呂のない交流施設として赤堀保健センターの多目的研修室へ移転させる計画が浮上、7日現地で説明会が行われました。
利用者からは「お風呂に入るのが楽しみで来る人が多いのに、代わりの施設にどう通ったらいいのか」「五十嵐市長がはっきりと5年間は存続させるといったのに、約束を反故にするのはおかしい。約束は守ってください」「保健センターの研修室ではくつろぐことができない」など次々と厳しい批判の声が出ました。
これに対して市側は「所管が違うのでいつ具体的になるかわからないがデマンドバスの検討をしている」「選挙の審判を受けて当選したのだから約束を反故にしてもおかしくない」と結論を押し付けようとする、筋の通らない説明に終始しました。
意見を持ち帰り市長に報告をするということで説明会は終了しましたが、これで説明は済んだと強引に廃止を進めるのでは納得は得られません。
会場では、今回も署名で利用者や住民の声を市長に伝えようという声も上がっていました。