JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2022年03月

望まれない猫の出産により捨て猫が野良猫となり、繁殖して様々な問題を引き起こしています。こうした猫を出さないためには早期の不妊手術が必要です。

 県内では35市町村のうち21市町村で、猫の不妊手術の助成を行っています。多くの自治体は雌猫が5千円、雄猫が3千円を補助するというものです。

21もの市町村で取り組んでいるのに、伊勢崎市はなぜ補助しないのか、「効果が確認できない」という答弁でした。「それでは21市町村は効果のないことをしているのですか」と再度質問しましたら、「効果がないと言っていはいない、確認にできないと言っている」と禅問答の様な答弁でした。

飼い主のいない猫に不妊手術をしたうえで、餌やりやフンの始末などを公的機関に届け出て取り組んでいる「地域猫」のグループは県内で22組織あり、616匹の世話をしているそうです。そのうち8グループが伊勢崎市内にあり271匹の面倒を見ています。市が何も取り組まない分をボランティアでカバーしているということでしょうか。

コロナで自宅生活が続く中で、猫の飼育を始める家が急増しており、その結果飼育できなくなり飼い主のいない猫も増えているようです。

動物愛護基金の行政枠を申請し、来年度から伊勢崎市でもこれを利用し、飼い主のいない猫の不妊手術のチケットが受けられるようですが、これも財源はボランティア頼みです。

貧困世帯の食糧支援でさえボランティア頼みの伊勢崎市ですから、猫の支援など無理な話でしょうか?

 

地域猫とは

地域の理解と協力を得て、地域住民の認知と合意が得られている、特定の飼い主がいない猫。適切に管理することで、これ以上数を増やさず、一代限りの生を全うさせる猫を指します。

 コロナの影響で食事にも事欠く人が急増しています。市内でもフードバンクなど食糧支援を行うボランティア団体が活動していますが、伊勢崎市はこうした取り組みに、食品のあっせんや補助などの支援は行っていません。逆に市から紹介されて支援を求めるてくる人がいる状況です。

 県内では前橋市がNPОに委託し支援を、高崎市では社会福祉業議会が市民や企業からの支援物資の仲介を、沼田市では市と社会福祉協議会の共同でなど、物心両面で行政が活動の支援を行っています。伊勢崎市では「社会福祉協議会を通じて活動団体の状況を調査している」とやっているのは調査のみです。

 北島元雄議員は一般質問で一体いつまで調査をするのか。支援団体の人は「コメが一番喜ばれる。コメさえあればなんとかなるとも話しています。コメの価格下がって農家は困っている、伊勢崎市がわずかでも買い上げて、支援団体を通じて配るぐらいのことはしたらどうか」と市の姿勢を正しました。

 市長は「子どもの貧困をなくし取り残される子供を出さない」と公約に掲げたのですから、早急に形に見える具体化をしてもらいたいものです。

   公共施設のあり方検討委員会で廃止の答申が出ている、高齢者の入浴施設の今後について予算委員会で質問しました。赤堀老人いこいの家について、来年度いっぱいで耐震のない木造のお風呂については廃止し、その後は交流室だけの利用にする考えを明らかにしました。

 お風呂のないいこいの家にどれだけの魅力があるのか、利用者や地域の皆さんの声を聴き、一方的に決定を押し付けない対応が必要です。


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 重税反対全国統一行動伊勢崎地区集会が華蔵寺公園で11日開催されました。民主商工会や農民連の皆さんはじめ、各種団体から参加し消費税減税、コロナから暮らしと営業を守れなど決議しました。
  集会後伊勢崎税務署までデモ行進集団申告を行いました。

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日本共産党議員団は3日、議長、議会運営委員長にロシアのウクライナ侵略に抗議する決議について、緊急に議会運営委員会を開いて検討するよう申し入れを行いました。これを受けて7日議会運営委員会が開かれ、伊勢崎市議会としても看過できないと緊急に本会議を開き以下の決議をしました。

このたびのロシアによるウクライナへの侵略は、国際社会の平和と安全を破壊する行為であり、断じて容認することはできない。このような一方的な力による現状変更の試みは、明白な国際法違反かつ国際秩序の根底を揺るがす暴挙であり、断じて看過できるものではない。

よって、本市議会は、ロシア政府による一連のウクライナに対する軍事侵略に断固として抗議するとともに、即時撤退を強く求めるものである。
以上、決議する

令和437日 伊勢崎市議会

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