伊勢崎卸売市場のあり方検討委員会が11月30日開催されました。第1回目は委嘱状交付と現地視察を行い、次回第2回から公開され第5回の開催を予定しています。
株式会社伊勢崎卸売市場に民営化され、10億円にと言われる広い土地や建物を無償貸与し運営されてきました。来年無償貸与の契約期限が切れ、建物の耐震性がないために建て替えか、耐震工事を行わない限り事業継続ができない状況の中で、市は今後有償貸与という立場で話し合いが継続していました。
そのような中、青果の卸売り事業者の長野連合が撤退することになり、方向性が見いだせなくなっています。貸与を継続するのかやめるのか、卸売市場の必要性など、あり方検討委員会で検討することになったのです。
検討委員のメンバーは大学准教授、弁護士、関係団体として農協や商工会・商工会議所代表、生産者団体代表2人、市民団体代表2人の9名です。メンバーに流通や市場問題に詳しい有識者が少ないと思われますが、「市民の台所」と言われる市場のあり方について充分な論議を期待したいです。
第2回会議は12月21日午前9時半から。