JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2021年12月

来年7月で契約期限が終了する、伊勢崎卸売市場への土地や建物の貸し付けについて検討するあり方検討委員会が始まり3月に結論を出します。

先日は市場の青果のセリの様子を見学させてもらいました。

前日の夜運び込まれたたくさんの野菜は、セリを通さない流通でミカンや玉ねぎ、ジャガイモなど貯蔵のきくものを除き、夜中に運び出されてだいぶ空いていました。6時40分始まったセリは30人ほどの購買人が参加し、市場の片隅に集められた野菜を次々とセリ落とし、わずか10分程度で終了し、昔の市場とはだいぶ違います。

セリ終了後話を聞きましたが「卸の長野連合青果は2月で撤退すると言っているので、購買人は高崎市場に登録するか廃業するか決断を迫られている。農家も業者も高齢者が多く、高崎まで行けないので、伊勢崎市場が無くなったやめる人が出るだろう」と話していました。

あり方検討委員会で結論を出す前に青果部門はなくなってしまうのではないでしょうか。検討委員会の席上、市場運営者は後継の青果卸業者として2社ほど問い合わせがあると言っていますが、検討委員会の結論によっては7月以後も続けられるかわからない市場の現状に、卸売業者として手を挙げるには大変な決断がいると思います。


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 17日車を運転できない人も安心して暮らせるまちをつくる会は「車を運転できない人も安心して暮らせるまちに」の署名を、代表の五十嵐久雄さんと重田さんが臂市長に手渡しました。北島市議、長谷田市議が紹介議員として同行しました。

 まだ連日署名用紙が届いていますが、第一次分として当日までに集まった1754筆の署名を提出しました。

 五十嵐さんは脳梗塞で車を運転できない時期があり、大変だった体験談を語り署名運動に取り組んだきっかけを話しました。重田さんはコミニュティバスでは利用できない人など、知り合いに困っている人がたくさんおり、皆さんがぜひお願いしてほしいと協力してくれたと語りました。

 市長からは「来年度にタクシー券の家族制限をなくすことから初め、デマンド交通など、どのような方法がいいか検討していきたい。大事な課題と受け止めている」と回答があり早速署名運動の成果がありました。

 つくる会では実現に向け引き続き署名を広げ、第2次分を出す計画です。

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 12日共産党のジェンダー平等委員会事務局長の坂井希さんを講師に、「ジェンダー平等ってなあに?」の学習会が開催されました。「ジェンダーってどう意味?」というそもそもの話から始まり、日本の明治時代や高度成長期のジェンダー差別の構造が現在につながっていることが語られました。

 坂井さんは国際的な流れの中で、一人一人が学び自己改革することで、自分も社会も変わると講演を結びました。当日配られた資料のチェックリストを見て思い当たる節も。

気づこう!ジェンダーの壁 リスト

□お茶は女性が出すものと思っている。

□男の子はブルー、女の子にはピンクの服を着せたくなる。

□「長」「主」がつくものは男性の役割だと感じる。

□家事や育児を「手伝うよ」と言ってしまう、また言われたことがある。

□「女に政治はムリ」と思ったことがある。

□男性には言わないが、女性の服装に意見を言いたくなる。

□女性専用車両は逆差別である。

□結婚したら女性が名前を変えるのは普通だと思う。

□力仕事は無条件に男性の仕事だと思っている。

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 伊勢崎市の学校給食無料化は、小・中・支援学校で3人以上同時に市の学校給食を食べている場合、第3子以後の給食費を補助する制度です。その上全額納めた翌年度5月までにまとめて返金する制度で、毎月の支払いに困っている家庭への思いやりもありません。さらに世帯の所得が600万円以上は対象外とする所得制限があります。対象も制度も大変貧弱で、申請して適応になった人数は予定の半分200人ほどでした。

 この間新日本婦人の会などが繰り返し改善を要望してきました。今年も5月10日に新しく就任した臂市長、三好教育長に直接改善を求めました(写真)。

9月の決算審議では2年続けて予定の半分しか申請がないことについて、せめて対象者全員に適用できる制度に改善するように求めました。

 市長はこのほど翌年度にまとめて補助から、支払わなくてもいい無料化制度に変更、所得制限を無くす事も明らかにしました。

 他市に例のない二つの制限が市民の運動で改善されます。

 さらに年齢に関係なく三子以降を無料に、二子半額と前に進めるよう運動を広げていきましょう。

新婦人学校給食

  「車を運転しなくても暮らせる伊勢崎市に」の願いを市長に届けようと、署名運動が行われています。共産党市議団も全面協力し現在1500名近い署名が集まり、今月第1回目の提出を予定しています。

 こうした声の高まりを受けて、市はこのほど高齢者タクシー券の補助対象を広げることを明らかにしました。

 現在は65歳以上の単身者、70歳以上のご夫婦で、家族や同一敷地内(隣地を含む)に車を運転する子供が住んでいない世帯を対象としています。子供がいても日中仕事で通院の送迎を頼めない高齢者も多く、対象の拡大するよう声が上がっています。この間寄せられた署名の端に「子供に言われて運転免許を返納したが、病院に行くのにも大変。家族がいてもタクシー券が交付できる制度にぜひ変えてもらいたい」という切実な声が添えられたものもありました。

 署名運動の効果が早速表れてきました。引き続き多くの皆さんの声を届けるために署名へのご協力をお願いしています。

 

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