9月1日、地域の労働組合や各種運動団体で組織している「軍事費を削ってくらしと福祉・教育の充実を」国民大運動伊勢崎佐波実行委員会(丹羽政文実行委員長)が新型コロナ第5波にたいする緊急要望書を市長、教育長あてに提出しました。
 健康推進部長と副部長に手渡し要請しました。以下要請文。

新型コロナ第5波への対応に関する緊急要望書 

2021年9月1日

伊勢崎市長        臂 泰 雄 様

伊勢崎市教育委員会教育長 三好 賢治 様
「軍事費を削ってくらしと福祉・教育の充実を」国民大運動伊勢崎佐波実行委員会                                                                 丹 羽 政 文                  

 日頃より市民福祉の向上にご尽力いただくとともに、コロナ禍のもと市民の命と暮らしを守るため全力でご奮闘頂いておりますことに、心より感謝を申し上げます。

当会の通常活動としましては、例年秋に伊勢崎市内の諸団体が市民要望を持ち寄り予算要望書の提出をさせていただいております。真摯なご対応、誠に有難うございます。

さて、今般は新型コロナウイルス感染急拡大による緊急事態宣言の中でとりわけ子どもの感染が増加しているため、充分な対策で子どもたちの命と健康、学びと発達を保障する手立てを、市がどの様に取ってくださるかに市民の大きな関心が集まっております。また、県内でも自宅待機者が増え必要な医療が受けられない人が出ていることが想定される上に、千葉県柏市で起きたような悲劇を繰り返さない為にも、妊産婦への対応を含めた医療体制の充実が求められております。

そこで下記項目につきまして、緊急に要望させていただきます。ご対応を、宜しくお願い申し上げます。

≪緊急要望項目≫

1,子どもに関する要望です。市単独で困難な場合は、国や県にも強く要望してください。

(1)希望するすべての子どもと職員に、PCR検査を無償で行ってください。

(2)少人数クラス・分散登校などで、教室の「密」を回避する手立てをとってください。

(3)四ッ葉学園だけでなく、希望者にはタブレットを活用したオンライン授業ができる体制を取ってください。

(4)学級閉鎖・学校休校などにより仕事を休まざるを得ない保護者に対しては、生活支援金などを給付してください。

(5)学校や先生方の努力だけでは、限界があります。20人程度学級実現など、今こそ教育への人員と予算を拡充してください。

(6)上記(1)(2)(4)の各項目は、幼稚園・保育園・学童保育などの児童及び職員にも準用して下さい。

2,県に対して、下記の医療に関する体制確保を強く求めてください。

(1)コロナ陽性者を自宅に置くことが無いよう、ホテル療養施設・医療機能のある宿泊療養施設・臨時の医療施設等の臨時の入所施設を確保してください。

(2)新型コロナに感染した妊産婦が必要な医療を受けられ、また安全に出産できるよう、体制を取ってください。

(3)ワクチン接種を希望する妊婦とその家族が優先的に接種できる体制を確立してください。

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