2021年05月
伊勢崎のワクチン接種
伊勢崎市のワクチン接種についての議員説明会が行われました。これからの部分のみ紹介します。
・医療機関への電話予約だけとさせていただいたことから、一部の医療機関は予約が取れないなど、市民の皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました。
・6月末までに合計10万7055回分のワクチンが本市に配分される予定で、ワクチン接種を希望する65歳以上の高齢者の方全員のワクチンが届く予定です。
・ワクチン接種を希望する皆様が、7月末までに接種できるよう伊勢崎医師会と調整しております。
・本市における65歳以上の方は5万6380人で、27日までに1回目の接種を受けた方は8,139人で14・4%の接種率です。
・65歳未満の方への接種については、6月末又は7月初旬に接種券を発送する予定です。
・本市の16歳以上64歳以下の方は12万8千人でこちらは年齢を区切って順次ワクチン権を発送する予定です。
・若い世代の方は個別接種だけの体制では希望しても接種できないことが考えられことから、接種の方法や接種場所について検討してまいりたい。
・65歳未満の予約方法については医療機関の電話予約だけでなく、インターネットやLINEを利用した予約システムを検討。
・県営の接種センターが県央地区に設置される予定とのことですので詳細がわかり次第発信いたします。
議員から色々と質問意見が出された。
■7月末までに終わらせる高齢者の接種について、一部の医療機関で「8月になる」「冬までかかる」と言われている状況をどうするかは「医師会に委託しているので市がどの程度関与できるか協議しなければならない」と医師会まかせとなっています。
公共施設のあり方アンケート
公共施設のあり方についての市民アンケートの募集が始まりました。今回のアンケート本気で市民の意見を聞こうとしているのか大きな疑問があります。
まず第1に市の広報に全く紹介されておらず、ホームページだけに紹介されているのです。問い合わせしたら6月1日号には掲載するという返事ですが、募集前に広報に載せないのは何故なのでしょう。あまり意見を寄せてもらいたくないという事でしょうか。
第2は意見を求める対象施設であるプールや高齢者の入浴施設、保健センターにはアンケート用紙が置かれていない事です。統廃合を目的にしているアンケートですから実際に利用している人の声を聞くことは必須です。利用者の声はいらないという姿勢は統廃合ありきのアンケートなのでしょうか。
第3はアンケートの設問です。例えば保健センターでは 保健センターは各地区(合併前の旧市町村)にあります。建替え等に要する膨大な更新費用や将来の利用者数の減少などを考慮した場合、あなたはこれらの施設を統廃合や複合化により適正配置へ見直しを図ることについて、どのようにお考えですか「特定の回答」を選択させるように誘導していることは明らかです。このようなアンケート設計をしてしまうと、回答者は出題者の意図を見抜き、出題者が求めている選択肢を「敢えて」回答する恐れがあります。恣意的な誘導結果を出そうとする意図がありありです。
第1回のあり方検討委員会が20日に開かれました。市民に非公開の検討委員会といい、恣意的で利用者の声を聞く姿勢のないアンケートと言い、市民と協働の街づくりとは程遠い統廃合ありきの「公共施設のあり方検討」と言えるのではないでしょうか。
アンケートは6月30日着まで 用紙はホームページ、市役所・支所、公民館で
回答はFAX、メール、郵送、公民館の回収箱
臨時議会
補正予算の審議も行われる。コロナ対策認定店で使える30%のプレミアムのついた商品券10億円の販売について質問を予定している。8月には飲食店で商品券が使えるようになることを願いたいが、再拡大もありうるという専門家の声を伝えるニュースもあった。こうした場合の対応や、発売方法などについて質問を予定しています。
本会議の様子は。ネットで配信されます。
保健センターの統合を考える
赤堀保健センター延床面積・建設費新センター並み
伊勢崎市は老朽化した伊勢崎・東・境の保健センターを統合し、福島病院跡地に新センターをつくり、赤堀のセンターと2館体制にする計画でした。ところが臂市長に替わって市長の考えで、全部を統合し一館体制にする検討が行われています。
3つを統合する計画で予定した新センターの延べ床面積は2000㎡ですが、赤堀のセンターは1つでこれを上回る2046㎡の施設です。
新センターの建設費の見込みが7億2千万円と計画にありますが、赤堀のセンターの建設費は6億9千万円と面積も工事費も3つを統合して作る新センターと同様の立派な施設で、敷地は6080㎡と広い面積です。
赤堀のセンターでは施設内に社会福祉協議会の支所が間借りをして、地域の保健福祉の拠点の役割をはたしており、会議などにも利用されています。リハビリ器具がそろって数サークルで:健康づくりに活発に利用されています。
新市長はこれを廃止して、福島病院跡地の狭い所に一つにまとめようというのですから、しっかりとした説明がなければ市民の納得は得られません。
■赤堀保健福祉センターは、利用者が多く、健康づくりの拠点として運営を継続する必要があることから、重要度はAとなっています。建築後の経過年数は17年であり老朽度はBとなっています。