JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2020年05月

 労働者を解雇せずに雇用の維持に役立たせようと、国の雇用調整助成金が第2次補正で上限額が引き上げられました。しかし申請には膨大な書類が必要で申請をためらう事業者もいる状況です。申請は社会保険労務士に依頼をすることができます。
 伊勢崎市は上限50万円まで支払った給与と国の助成金の差額を補助する制度を、国の交付金を活用してスタートさせました。補正予算を審議した臨時議会質疑で、共産党議員団は申請手続きが大変なので、社会保険労務士の活用や相談会の創設など手続きを支援する制度の実施を要望しました。
 これを受けて本日、社会保険労務士に依頼した費用も市の補助対象に加えることが決まりました。
 また市単独の緊急支援助成金売り上げが20%減少した小売り、飲食業者などに10万円給付)の対象に新規開業者を加え(創業時に計画した売上高と比較して減少している事業者、4月17日までの開業新規開業者応援金制度を行うことになりました。

 国の第2次補正では地方への交付金が2兆円積み増しされるこになります。困っている市民に急いで対応するスピード感ある対策を求めていきましよう。

新型コロナの影響で収入が激減、前年所得に応じて算定される地方税や国保税の納付が困難になった場合、税金の減免や納税猶予の制度があります。

 猶予制度は20%以上収入が減少し納税が困難な人が対象。国民健康保険税は会社の倒産・解雇雇止めなどにあった場合減免されます。これまでこうした非自発的失業者の減免制度はありましたが、あらたに新型コロナウイルスの影響で事業所得が30%以上の減少が見込まれ、市が減免した場合、国がその費用を補てんするとの通知が出されました。

伊勢崎市はホームページなどで、国保税の新たな減免制度について広報していませんが、全額国が費用を持つのですから、制度を大いに活用し、市民生活を守る必要があります。

値上げするときには素早いけれど、減額免除するときには対応が遅いのでは困ります。

今日から伊勢崎市でも特別定額給付金の申請用紙が届き始めました。伊勢崎市では正確性を第1にするため、返送された申請用紙を確認し、一度金融機関に仮の振り込みをして振り込めるかどうか確かめてから実際の振り込みをするそうです。そのために2週間程度余分にかかるという説明でした。
 申請に際し、コピーした金融機関と違う口座番号を書いてしまったりする間違いもあるそうですので間違いのないようしっかり確認をしてください。

 昨日のブログで特別定額給付金の申請で「ホームレスの人にもチラシを渡し申請を促している」という伊勢崎市のきめ細かい対応に一安心と書きました。
 冷静に考えてみると住民票がなければ支給されない制度で、どこかに住民票を置く場所がなければ申請は出来ません。伊勢崎市に一時宿泊施設など無いので市に相談に来た7人にはどんな対応したのだろうか? 探してチラシを手渡した4人にはどんな話をしたのだろうか? 住まいが決まらなければ結局は申請できないということでした。

今日は臨時議会が開かれました。通常ですと毎年の議長交替のセレモニー的な臨時議会ですが、今回は新型コロナ感染症対応の補正予算(専決処分)が議案として加わり、給付金の早期支給や、国の臨時交付金も活用し新型コロナ対応を早期に行うよう求めました。
 補正予算は国の事業である10万円の特別定額給付金の予算、児童手当に1万円上乗せして給付する予算、市の単独事業(財源は国の新型コロナウイルス対応臨時交付金)である売り上げが20%以上減額した小売業や飲食業者に10万円の緊急支援助成金を支給する予算、雇用調整助成金の実際支払った金額から支給された金額の差額を50万円まで助成する予算が補正増額されました。
 定額給付金は申請書の封筒詰め作業を業者に依頼したが受けてもらえず、土日に60人の職員が92000通の封筒詰めをしたという事で、申請書が5月22日から発送になるようです。返送がない場合は再度お知らせをする、ホームレスの人にも直接チラシを渡し申請を促すなどきめ細かい対応をするという事で一安心です。
 緊急支援助成金は15日現在430件の申し込みがあり5月20日から支給開始をになります。
 国の新型コロナウイルス対応臨時交付金1兆円のうち伊勢崎市に配分される金額は、4億5927万9千円ということです。今後ひとり親家庭支援、介護事業者支援、放課後児童クラブ支援など検討してくという事です。

議会も感染防止に議員と議員の間にアクリル板でしきり本会議となりました。

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