JCP伊勢崎市議団ブログ

日本共産党の伊勢崎市議団のブログです。北島元雄市議、長谷田公子市議の2名です。市民の暮らしを守る立場から日夜全力で取り組んでいます。悪政続く安倍政権のもとで、市民と野党の共闘、良識ある保守の皆さんとも協力・共同の立場で市民生活擁護をめざします。

2013年07月

 参議院選挙の投票率は全国平均が52.61%と、前回と比べ5.31%も低下しました。伊勢崎市は全国平均を大きく下回る投票率46.29%で半数以上が棄権しました。群馬県下の自治体(平均51.75%)の中で一番低い投票率です。
 東京53.51%、神奈川54.47%などと比較してみると、投票率の低さは大都会並み以上という事になります。選挙区の結果がわかっていたからという事情もあるのでしょうか?
 ちなみに40パーセントを割った投票所は曲沢公民館36.60%、市場町1丁目会議所37.52%、赤堀南小学校39.80%の赤堀地区の3投票所でした。55%を超えたのは境島村公民館55.91%、境東新井会議所55.60%、境防災センター55.58%の境地区の3投票所です。人口の急増している地域と、そうでないところで投票率もくっきり差が出ています。

防犯灯を一斉にLED化するには、3億円を超える費用がかかります。毎年計画的に更新していますが、今のペースでは10年たっても終わりません。民間の資金を借りて費用をリース料として10年分割で払うエスコ事業の活用が、6月議会で提案・可決されました。
 防犯灯をLED化すれば、年間三千万円を超える電気料が半額で済むといわれており、電球も15年ほど交換が要らず維持費も少額になります。また10年かけて取り換えるより、エスコ事業で一度に発注すれば、6~8割ほど器具が割安になるそうです。
今回の提案は、一度にLED化して電気料と維持費を安くし、浮いた予算をリース費用に充てようというものです。公募によって事業者を募集し、提案を審査し事業者を決定する方法で選考します。
 これまでは市内の電気工事業者の組合に委託し、防犯灯の設置・管理をしてきました。
エスコ事業で市外の業者が受注すれば、市内事業者の仕事が失われることにもなります。党市議団は、市内事業者の活用を受託業者選考の条件に入れるよう、質疑で要請しました。
市もそうした方向で募集要項を作るという事です。10年間リース料を払い終わった後の防犯灯は、伊勢崎市のものになる契約にするという事です。

エスコ事業とは?
初期投資から設備運用の指導や装置類の保守管理まで、民間事業者が顧客の水道光熱経費削減に必要となる投資を負担し顧客の経費削減を実施する。実現した経費削減実績から一定額を報酬として受け取り5年から20年の長期間をかけて投資を回収、事業者は利益を確保する仕組みですが、実際には行政が行うべき仕事を割高で発注し民間業者のもうけを確保するような問題がある場合も生まれています。今回は「報酬」はないリース事業の提案でしたので、日本共産党議員団も賛成しました。

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