3、高齢者の入浴施設について

老人いこいの家

 老人いこいの家は赤堀保健センターの研修室に交流施設を開設する方針が出されました。説明会では住民から廃止に反対する意見がすべてでした、それに対する対応はどのようにするのか。自転車や徒歩の人は他の入浴施設へどう行ったらいいのでしょうか。また近くに民間の入浴施設があるといいいますが、民間施設の利用金はどの程度でしょうか。

答弁 本年度中に廃止の方向で検討している。説明会では継続を希望する声や貴重な声を多くいただいた。新たな交流の場や市内全体の入浴施設の今後に生かしていきたい。他の施設を利用する手段は、本年度拡充したタクシー助成券利用を想定しており、他の方法についても検討知中です。民間の入浴施設は赤堀地区にある施設が平日大人560円です。

(説明会で住民や利用者の声は今後の参考にすると聞くポーズだけ、かまわず廃止を強行する姿勢です。タクシー券24枚では3枚ずつ往復に使ったら4回で終わりです。5年間は継続すると約束したのに反故にするとはひどい話です。)

みやまセンター

 みやまセンターの設設備が故障し、8月やっと再開しました。昨年度にすでに故障していたのに、わずか170万円の補正予算が組めずに修繕を新年度に後回したことが、遅れた原因と聞いています。かつて老人いこいの家でも数十万円の修理代が出せなくて、半年も利用ができませんでした、なぜすぐに発注できない事態がたびたび起こるのでしょうか。

答弁  1月末に故障したが、年度末だったことから新年度になり予算を組み4月に業者と修繕の契約をしましたが、物流の停滞から部品の納入が遅れ、8月の再開となりました。10万円以下の修繕は指定管理者が、それ以上は市が対応。利用者の利便を最優先に今後も適正な維持管理に努めてまいります。

(10万円以上の修繕は市の責任です、わずかな修繕費の予算がすぐ付けられないなら、壊れる前に点検をしっかりしてもらいたいものです。利用者の利便を最優先にとはよく言えたものです。今後も適切にと同じような運営では困ります。)

境社会福祉センター  

境社会福祉センターも廃止の方針が出されています。その理由やスケジュールなどについてお聞きしたい。

答弁 境福祉センター代わりとなる交流の場を確保したうえで廃止という意見を受けて8月に個別施設計画を改定。今後の予定は具体的に決定していません。

(利用者や住民が納得でき賛同が得られるまで時説明をつくすことが必要です。)

ふくしプラザ

ふくしプラザは法定耐用年数が過ぎたら、建て替えの方針が出されました。法定耐用年数と建物の耐久年数は別物です。大規模改修をせずに、建て替える理由はなぜでしょうか。

答弁 福祉プラザは建物に加え付随する設備も老朽化が進んでいることから、大規模改修に多額の費用が想定されること及び利用者のニーズの変化等を踏まえ建て替えとしたものです。

(法定耐用年数47年は税制上の制度で、建物はそれて使えなくなるわけではありません。早めの修繕やメンテナンスに予算がしっかりとられていれば鉄筋コンクリートの建物は100年持つものもあります。耐用年数で、立て替えとならないように、早めに修繕し長寿命化することで、建て替えを減らして公共施設の建て替えを平準化するために作られたのが公共施設の管理計画です。福祉プラザは施工が悪いのか、メンテナンスが行われなかったのか、耐用年数の47年過ぎたら立て替える予定です。)