市長はコロナ感染については「無症状者の検査は県が今日から始めたので利用してもらいたい。子どもの施設や高齢者の施設などでの検査は、り患者が出ていなくても施設からの要望で市の検査キットが活用できる」「地域などの行事はここ数日の感染状況を見て考えたい」と答えました。また物価高騰については「業種や規模が様々で支援の方法について検討しているところで、なるべく早く対応したい」と答えました。「検討させていただく」と要望書を受け取りました。
コロナ第7波の感染拡大物価高騰から市民生活を守る要望書
新型コロナ第7波の陽性者が急激に増加しています。感染防止の対策を取りながら日常生活を取り戻すという対応では、陽性者の増加を抑えることができない状態になっており、新たな対応が求められています。
また、この間の物価の高騰が市民生活を脅かしており、とりわけこれまでも暮らしの大変な世帯には生活必需品である食料品や、電気、ガスなどの値上げは暮らしを直撃しています。
市民の健康や暮らしを守る最前線でご尽力いただいておりますが、身近な市政がこの急激な変化に対応した具体的な緊急の対策を取ることが求められています。
つきましては、下記の事項について実施をご検討いただきますようお願い申し上げます。
要望事項
1、新型コロナ第7波の陽性者増加に対応する施策について。
①いつでも不安があれば無料で検査が受けられる体制を国県に要請すると同時に、市としても早期に確立してください。
②感染者の急激な増加により保健所の体制ではフォローしきれない事態が予測されます。県とも協調して感染者の状況に応じて支援する体制を市としても確立してください。
③保育所や高齢者施設の頻回の検査体制を確立してください。
④各地で開催される夏祭り等の行事にあたっては主催者に感染防止対策の強化を促すとともに、そのための細かな支援を行ってください。
2、物価高騰から市民生活と営業を守るための施策について。
①保育所、幼稚園・子ども園、高齢者施設、障害者施設などへ食材費や光熱費の高騰に対する支援を行ってください。
②市として直接食料に困る家庭の支援を行い、フードバンク、子ども食堂など貧困世帯の支援を行っている団体に対しても具体的な支援に取り組んでください。
③燃料代、飼料代、肥料代などの異常な高騰により、営農の継続が難しくなる事態となっています。農政部を新設した市政として、取り残される農家のない支援をしてください。
④今年のコロナ対応臨時交付金での支援は、プレミアム商品券、小規模事業者サポート補助金などで受けられる業種が限定されております。
燃料の高騰や、資材の高騰と流通の滞りにより事業の継続が危ぶまれ、生活費の工面ができない事業者も出ています。こうした事業者へ総合的支援を実施してください。
⑤異常気象による高温でエアコンの使用は命を守るために必要です。電気料の大幅な値上げによりエアコンを使わないで命を落とす人の出ないよう、エアコン設置補助・電気料補助制度を行ってください。
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