災害ともいうべきコロナ禍が2年続いて、市民の暮らしも営業も大変苦しくなっています。そんな中で2020年度市の決算では、市の貯金である自由に使える財政調整基金が3億円増え55億円になりました。この度発表された新年度予算概要で2021年度末の財政調整基金は、さらに14億円増えて69億円になる予測が明らかにされました。

 コロナ対策は国から来る臨時交付金で賄い、コロナで大変な市民生活をよそに、2年連続で貯金を殖やし続けているのです。市民の要望にはお金がない、コロナで財政が大変と言いながら、市民一人当たり2年で8千円も貯金が増える伊勢崎市の財政はどうなっているのでしょう。
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