26日臂市長あてに「新型コロナ感染症の爆発的感染拡大に対する要請」を行いました。
 市のコロナ対策担当部長である勅使河原健康推進部長に手渡し、検査の拡大や学校の蟹戦防止対策について要請しました。

新型コロナ感染症の爆発的感染拡大に対する要請

伊勢崎市議会日本共産党議員団

 

 デルタ株に由来すると思われる新型コロナの感染が爆発的に広がっています。臂市長におかれましては対応に日々ご苦労されておられることと思います。

 今回の感染は若い人や子どもへの感染が増えており、新学期を迎えるにあたり、大変憂慮する事態になっています。軽症者が多いとはいえ若い人も中等症や重症化する心配があり、このまま急激な陽性者の増加は医療現場の負荷が限界に達する恐れがあります。

まずは感染拡大を止めることが大事です。そのためには無症状感染者を早期に発見することです。PCR等検査の抜本的な拡大、社会的検査の拡大が必要です。また自宅療養についての考えを県が打ち出していますが、必要な医療が受けられる体制が不安であり、また家庭内感染のリスクを減らすためにも、病院やホテル療養が望まれるものです。つきましては以下の項目について早急な対応を要望するものです。

 

一、学校や幼稚園、保育園、放課後児童クラブ、事業所などで社会的検査を実施するよう県に働きかけると同時に、太田市や館林市のように市独自にも検査の実施をお願いします。(陽性者の出現にかかわらず)

一、陽性になった方が症状に応じて必要な医療か受けられ、家庭内感染が防げる対応を県に要請すると同時に、伊勢崎市としてもとれる対応をお願いしたい。

一、予約が困難な人で、接種を希望する人は確実にワクチン接種が受けられるよう支援の体制を整えてください。

一、感染爆発的の中で「使って応援!コロナ対策認定店支援」が始まりました。アルコールの禁止、時短営業の中で「使って応援キャンペーン」は、呼びかけている「不要不急の外出自粛」と矛盾するものです。チケット利用期間の延長など実施し、利用を先送りし感染を止める対応をお願いします。

一、学校再開にあたり感染防止のため教員の負担がこれまで以上に増えます。支援員を増やすなど、教員の負担を減らし感染防止対策が万全に取られ、新学期に安心して学校へ通える環境を整えてください。

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